【技術メモ】log4jの脆弱性 ~簡易的なバージョン確認の仕方~
いえーい。私だよ
今回はlog4jの脆弱性について書いていくんだけど、これはおもにJavaで書かれたアプリケーションが対象にります。
ちなみに私は職場から電話かかってきて知ったよ。おかげで休みの日がつぶれたので、ブログのネタにしていく
バージョン確認の仕方がわからなくて困ったので、メモ程度に書いておきます。
Linuxの場合
以下のコマンドを実行します
sudo find / -name “log4j*.jar”
すると結果が以下のように表示されます。
(何も出ない場合はlog4jが入っていない可能性が高いです。)
この場合は「/usr/share/logstash/logstash-core/lib/jars/log4j-core-2.13.3.jar」が対象となり、「log4j-core-2.13.3.jar」の赤字の部分がバージョンになります。
これが「2.15.0」いかだとNGです。(画像のこれもアウトですね…)
Windowsの場合
[Windows]キーと[R]キーを同時押ししてください
↑この画面が表示されたら「cmd」と入力しOKをクリックしてください
コマンドプロンプトが表示されます
そうしたら以下の文字を打ち込んで[Enter]キーを押してください
cd c:\
上の画像と同じようになっているか確認してください(赤く囲った部分)
次は以下の文字を打ち込んで[Enter]キーを押してください
dir /s log4j*.jar
[Enter]キーを押すと結果が表示されます
この場合は「log4j-core-2.14.1.jar」が対象となり、「log4j-core-2.14.1.jar」の赤字の部分がバージョンになります。
これが「2.15.0」いかだとNGです。(画像のこれもアウトですね…)
とりあえず調べ方が分からなかったので、ファイル名から推察するという原始的な方法を紹介いたしました。
該当バージョンの場合はそれを使っているアプリケーションのアップデートがないか確認し、
最新バージョンにバージョンアップしましょう。
2021/12/16 追記
現在は各ソフトのメーカから対策版の製品アップデートが出てきているので、それをインストールしましょう。
私の場合はLinuxはlogstashが原因でしたので以下のコマンドで対処できました。
yum update logstash
logstash 7.16.1 以上になっていれば対策済みです
Windowsの場合はマインクラフトが原因でした。マイクラの場合はランチャーを起動するとアップデートするか聞かれるのでアップデートします。