もはやスマホと言っても過言ではない電子ブックリーダー!BOOX Palmaを買ってみた
どうも。
其の昔、寝る前SNSをするためにKindleのWebブラウザー機能を使うって記事を書きましたが
SNSの方が進化していくのにKindleのWebブラウザーが進化しないので(あくまでおまけ機能ですからね)いつの間にか読み込めなくなってしまっていました。
そこで新しく電子書籍リーダーを購入しました。
それがこちら!BOOX Palma
今となっては電子書籍リーダーの中でも老舗になってきたBOOXの新製品です。
BOOXシリーズのいいところ
①Google Playからアプリのインストールができる!
KindleやKoboと比べてBOOXシリーズの優れている部分はOSにAndroidを採用しPlayストアから自由にアプリをインストールできるのです!
なので以前Kindleでやっていたみたいに内臓ブラウザで無理やりTwitterを見なくても公式クライアントをインストールして利用することができます。
またKindleアプリもKoboアプリもインストールすることが出来るので、さまざまのプラットフォームの電子書籍をこれ1台で見ることが出来るのです。
アプリのインストールが出来るってことは頑張ればスマホの代わりに使うことが出来るかも!?
②電子ペーパーなので目に優しい
KindleやKoboにも言えることですが液晶や有機ELに比べて目への負担が少ないです。
これはこの機種が採用している電子ペーパー(E-ink)がほとんど紙に印刷された文字と同じような光の反射をしてくれるおかげです。
細かいことは「E-ink 目に優しい」で検索してください(笑)
③バッテリーが長持ちする
電子ペーパーのもう一つの特徴としてめっちゃ消費電力が少ないことが挙げられます。
これは何かを表示している間すっと電気を必要とする液晶や有機ELと違って電子ペーパーは内容を更新するときだけ電気を使い、同じ内容を表示させてる間は電気を使わないといった性質のおかげです。
※ただし表示内容を更新してなくても電子ペーパー以外の部分(CPUやWi-Fiやバックライト)が電気を使うのでバッテリーが全く減らないわけではありません。
Palmaの特徴(他のBOOXシリーズとの違い)
①スペックが高い
他のBOOX製品と比べてRAMが多い&ROMが多い。あとROMのアクセス速度が速い。この特徴は電子書籍を読む上では大差ありません。でもPlayストアからアプリを入れたときどれだけサクサク動くかが変わってきます。
機種 | Palma | Page | Poke5 |
CPU | クアルコム8コア | クアルコム8コア | クアルコム4コア |
RAM | 6GB(LPPDDR4X) | 3GB (LPDDR4X) | 2GB (LPDDR4X) |
ROM | 128GB UFS2.1 | 32GB (eMMC) | 32GB(eMMC) |
バッテリー | 3950mAh | 2300mAh | 1500mAh |
②形がほぼスマホ
従来の電子書籍リーダーはBOOXシリーズもKindleもKoboもいわゆる文庫本のような正方形に近い形をしています。
それが見てください。Palmaはスマホと同じ縦長の画面をしています。漫画を読む場合は使いずらいですが、小説を読んだりなによりPlayストアから入れたアプリを使うには最高の形だと思いませんか!?
また必要かどうかは微妙ですが普通のスマホと同じように本体下部にマイクがあり、画面上部には小型のスピーカーがついています。これによってスマホと同じように耳に当てて通話することが出来るのです。ほかのBOOXだとスピーカーから会話駄々洩れで通話するか、Blluetoothのイヤホンなどを接続する必要があります。
注)SIMは刺さらないので電話は出来ません。PlayストアからLINEやDiscordなどをインストールすればそのアプリで通話することが出来ます。
③BOOX Super Refreshで画面の書き換えが速い
現状はPalmaのみに搭載されている機能で、通常の電子ペーパーよりも高頻度で画面書き換えを行うことでスムーズな描画をすることが出来るようになりました。ただこの機能はめっちゃ電気使うのでバッテリー消費が激しくなります。でもPalmeはアプリに応じてこの設定を変えることが出来ます。例えばKindleは画面更新が少ないので通常モード、Twitterはスクロールが多いので高速画面書き換えをするなど
また手動で切り替えたい場合はメニューからワンタッチで設定を変えることもできます。
個人的な良いところ&悪いところ
良いところ
・スマホっぽく使える
上記で散々書きましたがPlayストアからアプリを入れられる&スマホと同じ画面の形ってのが良き。
・電子ペーパーのおかげでほんのり不便
上記で書いた通りアプリを入れられるおかげでスマホっぽく使えます。でもスマホと比べると電子ペーパーはモノクロで色がないし、表示速度が遅いので動画はほぼ見れません。
でも半デジタルデトックスや寝る前スマホには逆にちょっと不便なくらいがちょうど良き。
・SIMが刺さらない
これはほかのレビュアーの方々はマイナス要素として記載されていますが、デジタルデトックスの観点から考えると常時ネットとつながらない(外出先ではフリーWi-Fiがある場所でしかつながらない)ってのは程よくネットと距離がおけてめっちゃ良き
悪いところ
・値段が高い
機能が豊富なので仕方ないですが私の購入時点で46,800円します。なかなか人にオススメしにくいですね
・イヤホン端子がない
音楽聞いたりPodCast聞いたりするときにめんどい
・Wi-Fi&Bluetoothの自動スリープが融通聞かない
バッテリーの持ちをよくするために1時間使わないとWi-Fi&BluetoothをOFFにする機能がついています。ただWi-FiとBluetoothを個別に設定できず1時間で両方切れてしまいます。
Wi-Fiは1時間でOFFにしてほしいのですが、ワイヤレスイヤホンを接続しているBluetoothだけはONにしておきたいってのが出来ない。
開封写真
上記までで言いたいこと全部書いたので残りは見なくても大丈夫です(笑)
せっかく開封の時に写真撮ったので載せておきます。
箱もめっちゃシンプル!
開けるといきなり本体登場
付属品はUSBケーブルとペラ一枚のガイド。めっちゃ今時な感じで充電器はついてこない
この状態で入ってました。電源オフでも表示し続けられるのはE-inkの特徴ですね
起動ロゴ
まずは言語設定から。この辺はスマホの初期設定とほぼ同じ感じ
はい、こんにちは。
いまどきのスマホと同じジェスチャー操作にするか、昔ながらのナビゲーションバーにするか聞かれます。オススメはナビゲーションバー
ナビゲーションバーの配置を選べる!?スマホでもこれが設定できる機種って少ないのでやるやん!
サイドジェスチャーもついてるっぽいけど、誤操作しそうなのでオフにしました。
初期設定が終わればすぐにホーム画面が表示されます。ここもほかのBOOXシリーズと違ってスマホっぽい画面構成になってる!